バンコクから車で約3時間、週末の気軽な旅行先として人気のビーチリゾートといえば「ホアヒン」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
パタヤとどちらに行くか迷う方も多いと思います。
バンコクからマレー半島方面を南へ200kmほど離れた場所にあるホアヒンは1920年代にタイ王室の離宮(クライカンウォン宮殿)が建てられて以来、王室御用達のロイヤルリゾートとして発展しました。
そのため、治安が良く上品で穏やかな空気感が漂うリゾート地として知られており、道路やビーチの整備も非常に行き届いています。賑やかなパタヤビーチと比べ、静かで落ち着いているので隠れ家として落ち着いた旅をするにはうってつけの場所です。
なお、ホアヒンという地名は有名なのですが、実際は北からチャアム-ホアヒン-プランブリーと連なったビーチリゾートになっていて、タイ人と話をすると、この3つは明確に別の土地として使い分けることが多いですね。
いずれのビーチも高層ビルが林立するようなことはなく、良質なリゾートホテルが非常に多いのが特徴です。
そんなロイヤルリゾート地で、今回はプランブリーに最近出来たばかりで、特徴的な美しさを持つ建築の「インチャンツリードゥーレイ ホアヒン」ホテルをご紹介します。
周辺環境も含めてトータルでデザインされたこのホテルは、あまりの美しさと唯一無二の世界観からミシュランガイドにも掲載されている注目のリゾートホテルです。
豪華で清潔とかそういったありふれた表現で説明できるホテルでは無いです。瑞々しく生い茂る木々と海、砂浜に囲まれた美しい異世界・・・というような説明が良いんでしょうか。自分の表現力では表しきれません。
これまで仕事の関係で様々なホテルを2,500泊以上してきましたが、このホテルは本当に特異です。超良い意味の特異で強烈な魅力を放ち、いざなってくれるホテルです。
部屋数が17室しかないので、早めに日程確認をした方が良いと思います。現在は星の格付けが不安定で、3つ星とか4つ星と言われていますが、泊まってみればそんな訳無いことがわかると思います。超短期間でホアヒンで5つしかないミシュランガイドに掲載された実力のあるホテルなので、今後どんどん人気が上がって宿泊費も上がってしまうと危惧してます・・・
インチャンツリードゥーレイの立地と周辺環境
プランブリーのはずれにあります。そもそもホアヒン自体が落ち着いた街であるうえ、さらに落ち着いた、人里離れた場所です。
車が来ないので、車の音なんて全くしません🫡
すぐそばにシリキット王太后のプロジェクトとして整備されたプランブリー森林公園があり、広大なマングローブ林が広がっています。

ホテルの部屋数が17室と少ないこともあって、フロントは普通のホテルよりこじんまりしていますが、特別なことは無くスムーズにチェックインできます。
タイでのチェックインあれこれをマニュアルにしてありますので、気になることがありましたら見てみてください。

チェックインを終えて部屋に向かいます。これが部屋に向かうときの景色です。
えっ・・・て感じですよね。それにしても、何度見ても素晴らしく美しい建築です。

インチャンツリードゥーレイの部屋と眺望
部屋も建物のコンセプトに従った、自然を避けずに融和する控えめな優雅さを感じます。壁は手塗りの漆喰のようです。
海側の壁は全面が窓になっていて、解放感が半端じゃないです。建物は二階建てなので上から見下ろす絶景ではなく、海と緑が目の前に広がる絶景です。

ベランダからの眺望です。植栽されているわけなのですが、とても自然で海や砂浜に馴染み、溶け込んでいるのでまるで昔からある原風景のようです。
目の前はホテルの庭という扱いになるんだと思いますが、細長いプールが見えます。その先は植物が生い茂る道になっていて、砂浜と波打ち際は直結しています。
左側の広葉樹はタイの海岸でよく見る、松にそっくりなモクマオウの木です。常に海風にさらされているので葉の向きが手前を向いてますね。

シャワーの水圧やWi-Fi、エアコンの効きなどは文句なしです。

庭から海へ ホテルの庭から直結!
プールを過ぎるとクサトベラの道が開けています。この絵もいいですねえ、映画のシーンみたいです。この道をあるくと、すぐ先はビーチです。

海が見えました!写真でも伝わるこのワクワク感は、なかなかのものだと思います。

ひたすら広く、だーれもいない海です。

左隣にはカフェ「EUREKAビーチカフェ」があります。最高に好きだったカフェなのですが、今年の6月で閉業してしまいました・・・これはショックでした。
もともとEUREKAに来たとき、隣が工事していたので何ができるのかと思っていたら、こんな美しいホテルでした。

オーシャンフロントの木陰にビーチチェアーがあります。大きなモクマオウが一日中、木陰をつくってくれるので、波の音を聞きながらゆっくりとくつろげます。

面白いことにオーシャンフロントにはエアコン付きの小部屋も用意されています。

中は快適なのでくつろぎつつ昼寝などしてしまいます。ありそうで無いサービスですね。

ホテル敷地内に整備された美しい木道を歩く
ホテルの周りは木道で繋がっていて、歩くだけでもなんだか楽しいです。ありそうでなかった発想ですが、プランブリー森林公園からヒントをもらったんですかね。もちろん、植物を守るためでもあると思います。


静寂の夜
波の音とたまに風の音がするだけで、完全な静寂です。チェンライの山頂に泊まった時と同じくらい静かな時間でした。

EUREKAものぞいてみましたが、いつも通りライトアップしていました。

ホアヒン旅の醍醐味!朝焼けの海辺を散歩
早起きして、海辺を歩きます。ホアヒン(プランブリー)は東向きの海なので、朝焼けが見られます。

朝焼けの海を歩けるのがホアヒンやプランブリーの最大の売りだと思います。一日の始まりに立ち会えて実にすがすがしいです。

なんか拾いました・・・調べたところ「ハスノハカシパン」というウニの仲間みたいですね。
形が菓子パンみたいだから、こんなネーミングになったようです。

振り返ると、ホテルも朝焼けに照らされていました。

朝や夕方など光量が少ないときはイメージセンサーサイズが大きいカメラがあると、凄くきれいに取れます。スマホのような過度なAI補正をしないところが自分は好きです。
朝食はオーダーしてから作るアラカルト
ホテルとは別棟のレストランで朝食をいただきます。

シーフードジョーク(粥)と油条ですが、どちらも優しめの味でいいです。油条はサクッとしていて、ちょっと珍しいシーフードジョークは海鮮の味が染み出ています。

イカの炒め物です。作りたて熱々の肉厚イカは、ご飯がいくらでも食べられるやつです。

シーフード尽くしパッタイ、麺まで出来立てなんですかね、歯ごたえも最高でした。

ひとり2品まで注文できてしまうので、朝から満腹です。

まとめ:インチャンツリードゥーレイ ホアヒンは・・・
リゾートを遮るものは無く、道路さえありません。あるのは瑞々しく生い茂る木々と、そのまま地続きで繋がる砂浜とどこまでも広がる海だけです。
ラグジュアリーな旅やローカルを堪能する旅も良いものですが、このホテルで言葉の枠を超えた圧倒的な没入感を実際に体験してほしいですね。必ず記憶に残る旅になると思います。


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