タイ有数のパワースポットとして知られる「プラヤーナコーン洞窟」は、ホアヒンから50kmほど南のカオサムローイヨート国立公園内の山中にある巨大な鍾乳洞です。
かなり険しい石段を登ってやっと到達できる鍾乳洞なので、単なる訪問ではなくちょっとした山登りの要素もあります。
この鍾乳洞内は、何世紀にもわたる侵食によって天井の一部が崩落し、そこから差し込む光が洞窟の中央にあるクーハーカルハット宮殿(Phra Thinang Khuha Kharuehat)を美しく照らし出す・・・という、まるで絵画のような神秘的な景色が見られます。
ただし、その絶景が見られるのは11月〜2月頃の午前10:00〜11:30頃となっています。自分は4月に行ったので見られませんでしたが、それでもじゅうぶん神秘的で見とれてしまいました。
こういった洞窟内の寺院はタイ各地にありますが、プラヤーナコーン洞窟は極めて規模が大きく、洞窟の内壁にラーマ5世やラーマ7世の直筆サインが見られるなど、歴史的にも非常に見どころがある名所です。
ホアヒン方面に来る際は、是非一度訪れてみると良い名所だと思います。
このブログでは、プラヤーナコーン洞窟への行き方(ボートor徒歩ルート)や入場料、服装・持ち物、注意点を詳しく解説します。
ホアヒンやプランブリーで過去に泊まったおすすめホテルの宿泊記を書いていますので、興味のある方は👉「ホアヒン・プランブリー宿泊記」をご覧ください。
プラヤーナコーン洞窟の場所と行き方
プランブリーの南側に位置する広大な「カオサムローイヨート国立公園」にプラヤーナコーン洞窟はあります。
ラマ5世がこの洞窟を気に入ってクーハーカルハット宮殿を建立したことで、のちに辺り一帯がタイで最初の海洋国立公園となりました。
プラヤーナコーン洞窟へは車で行けないので、最寄りに駐車してから向かいます。(①の場所)
洞窟へのルートは2つあり、最初の山を歩いて越える青矢印ルートか、海を迂回する赤矢印ルートの二択です。

正直なところ、最初の山越えを歩くのはおすすめできません。それなりにキツイ山登りですし、道がガタガタで狭くて歩きにくいです。
海を間近で見られて楽しいですし、風も気持ち良いのでボートをおすすめします。

入園料、所要時間
バンプービーチの駐車場に車を停めて、プラヤーナコーン洞窟の入場チケットを買います。
| 外国人 | タイ人 | ||
| 大人 | こども | 大人 | こども |
| 200バーツ | 100バーツ | 40バーツ | 20バーツ |
ルート別の所要時間は以下表の通りです。
| ボート + 山歩き | 5分 + 40分 | ボートは往復400バーツ 歩きの部分は山登りなのでキツイ |
| 山歩き + 山歩き | 25分 + 40分 | 最初の山越えもキツイ、歩きの部分は同上でキツイ |
プラヤーナコーン洞窟へ向かうときの服装や持ち物、注意
山登りがけっこうきつく、岩肌もごつごつとしているので運動靴は必須です。場所によってはかなり急な階段になり、ロープをつかむこともあります。
一か所だけあるビュー・ポイントで水を売っていますが、売り切れの可能性もあるので持参した方が良いです。
ボートの乗り降りをするときは、ズボンを膝くらいまでまくり上げ、靴を脱いで裸足になる必要があります。
また、洞窟内は蚊が多いので虫よけスプレーも必須です。
虫よけスプレーは、DEET不使用のこれ↓を愛用しています。60mlなので飛行機内にも持ち込めますしおすすめです。
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山のぼりのスタート けっこう過酷
ボートを降りて、レームサーラービーチを歩き、しばらくは平たんな道が続きます。
ビーチロードもなく砂浜のすぐ横は広葉樹がうっそうと茂っており、まさに原風景が広がるビーチです。こういう海も珍しくていいもんです。

レストランとトイレがあります。これ以降は無いので、必要ならここで寄ります。

原風景というものの、国立公園なので過剰な整備をしないで自然のままをいかしつつ・・・整備は行き届いています。
200メートルほど平たんな道を気楽に歩きます。

そして、いきなり岩山に上る登山口が現れ、ここから430メートルでプラヤーナコーン洞窟です。

初めからかなりの急階段ですし、岩を削って作った階段なので足元が不均一で歩きにくくて、疲れ方が倍増って感じです。
10分ほど歩くとビュー・ポイントに到着します。この時点で運動不足気味の人はゼーゼー言ってる人もたくさんいましたね。

こういうごつごつした階段が続きます。岩を切り通して作った階段は高さが一段ごとに違って踏み外しそうになるので、岩に手を当ててバランスを取りながら登ります。
岩に足元をぶつけるとけっこうな打撲傷になったり、出血するので気を付けてください。(長ズボンをおすすめしている理由はこれです)

ぬかるんでいて滑りやすい場所もあり、注意が必要です。特に登り切った後などは筋肉が疲れてて足に力が入らないので・・・

山の入り口から30分ほど歩くと、鍾乳洞へと降下し始めます。

ここからは急な下り階段になります。足の疲れがピークで膝が笑ってしまっているときは、滑落しないようにご注意です。
降り始める前に、一度休んで筋力を復活させた方が安全です。
手すりにも必ずつかまってください。

パワースポット 神々しいクーハーカルハット宮殿とご対面
階段を下りていると、クーハーカルハット宮殿が見えました!よくみるタイの寺院よりは小さいですが、パワースポットらしく荘厳でありつつ、温かみというか親しみのある不思議な存在感を放っていました。

自分が行ったときは太陽の光が洞窟内に入る時間(10:10ごろ)ですが、宮殿に光が当たるベストシーズン(11月〜2月頃)ではないので、宮殿の後ろの岩肌に太陽の光が当たっています。
それでも綺麗でした。


宮殿横の壁にはラマ5世直筆のサインがあります。

その隣にはラマ7世の直筆サインです。これらはなかなか生で見られるものではなく、とても貴重な体験になりました。
サインの下にタイ数字で「246*」(最後が読めません)と書いてあり、おそらく訪れた年だと思います。ラマ7世がここを訪れたのが1926年なので、仏歴でいうと2469年です。

こちらは宮殿を反対側から撮ったものです、天から降り注がれる光が神々しいです。洞窟の中なのに木が生い茂っていて不思議な世界です。

かなり大型な鍾乳石も見られます。少し暗いところは蚊が大量にいるのでご注意ください。

帰り道 下りは滑りやすいので特段の注意を!
帰り道はもう疲れちゃって写真を殆ど撮っていません・・・さらに下りが多いので上りより滑りやすくてスマホをいじっている場合じゃないってのもあります。
あと10分で平地に着く・・・というところで目の前の女性が階段を踏み外して尻もちをついてしまいました、幸いケガもなく大事に至らないで本当に良かったです。
なお、ビューポイントにいるお兄さんは簡単なファーストエイドを持っていて、対処してくれます。くたびれて座り込んでいたら、アンモニアを浸したコットンをくれました。ジェスチャーを見る分には鼻の周りにもっていって気付け代わりに嗅ぐといいよってことだと思います。
なんとかレームサーラービーチに戻り、船に乗って帰りました。ボートに揺られ、疲れた体が海風に吹かれてとても気持ちが良かったです。


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