【タイ駐在6年の実体験】ソンテウの乗り方・降り方・注意点|完全マニュアル

移動手段
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タイには様々な交通手段があります。バスやタイ国鉄、運河ボートは極めて安い運賃で長距離を乗れることで有名ですが、それらに負けないくらい安くて、より細かい路線を走る「ソンテウ」という移動手段もあります。

ソンテウには停留所が無く、外国人旅行客の利用には少しハードルが高く感じると思いますので、乗り方や降り方といった基本ルールや注意点を解説します。

観光客向けの乗り物では無く、毎日の生活の足として使われる乗り物です。路線ルートは一応決まっているものの、路線図が公開されていないことも多く、一見するとハードルが高く感じるかもしれません。地元の乗客にルートを聞いても自分の使う範囲以上は知らないことが多いです。

しかし、有名な観光地ではソンテウの情報も多いですし、(あるていどは)外国人慣れしていますので基本ルールだけ知っていれば、十分活用できます。

ソンテウとはどんな乗り物?

ソンテウは、ピックアップトラックやトラックの荷台を改造して、二列のシートと屋根をつけた乗合車です。ちなみにソンテウとは「二列」を意味するタイ語です。
乗用車サイズのピックアップトラックを改造したものが一般的ですが、地方ではもっと大きなトラックを改造したソンテウもあります。

こちらはよく見るタイプのピックアップトラックベースのソンテウです。トヨタのハイラックスやいすずのD-MAXといったタイで生産している車がよく使われています。

こちらは地方都市で見かけた大型のソンテウです。この大きさはバンコク都内では見たことがないですね。

ソンテウはタイの地方都市では非常に多く、バス路線で網羅できないルートを巡り、子供たちの通学にも大人たちの通勤にも使われる格安の移動手段です。
もちろん、自分たちのような外国人でも旅行者でも誰でも使えますし、運賃も同じです。

車の色は決まっておらず、朱色や青、黄色、白とさまざまです。(チェンナイなどでは路線で色が決まっています)
また、車両の屋根やサイドスクリーンの形もまちまちで、都市やその車両が作られた時代によって随分変わりますので面白いです。

ただ、屋根はあるもののトゥクトゥクと同じくオープンエアのため、暑いですしバスやダンプカーの後ろを走られると排気ガス臭いこともあります。(バンコクは現在のディーゼルバスを来年中にEVバスにすべて交換すると言っていますが・・・)

ソンテウの乗り方、降り方

街中の決まったルートを移動していますが、バスと違って停留所は無く、乗客が手をあげて走っているソンテウを捕まえるのが基本スタイルです。
ただ、始発場所はほぼ決まっていますので、そこで待機しているソンテウに乗り込むのが一番簡単です。

ソンテウの乗り方

ソンテウがこちらに向かってくるのを見つけます。

  • 手を上げてソンテウを止める
  • ソンテウの後ろから乗る

※「手を上げる」ですが、ほとんどの外国人は腕を水平か斜め下にして呼び止めます。日本人は手を真上にあげますが、ちょっと変に見えるかもです。

ソンテウの降り方

停留所は無いので、景色を見たりGoogleマップを見て降りる場所を判断します。

  • 降りるときはブザーを押す
  • 降りた後に助手席側から運転手さんに運賃を払う(運転席側に回り込むのは危険なので避けます)
    ※運賃は場所によって異なりますが10~30バーツ程度です。

お金のタイ語は簡単な言葉だけを覚えておくといいです。
”数字+バーツ”で発音するだけなので、実は簡単です。

10バーツシッ(プ)バーツ
15バーツシッ(プ)ハーバーツ
20バーツイーシッ(プ)バーツ
25バーツイーシッ(プ)ハーバーツ
30バーツサームシッ(プ)バーツ

💡 ネイティブに伝わる発音のコツ

  • 「(プ)」の音:「プ」の口だけして、発音せず飲み込む感じで発音します。
  • 「サーム」の「ム」:はっきりと「ム」と言わず、口を閉じて「サーン」と発音します。

※降車ブザーですが、防犯ブザーみたいに大きな音がするソンテウもあるので、驚かないようにしてください。

基本は、乗る人がいっぱいになるまで出発を待つことになりますが(ピックアップトラックタイプでだいたい12人くらいが座れる定員です)、最近は半分くらいでも出発しちゃうことが多いです。

初めて使う路線は降車場所が気になるのでGoogleマップとにらめっこですが、数回使って乗り慣れてくると町並みや海の景色が見られて楽しいです。

自分は楽天モバイルを使っていてタイのAIS 5Gと繋がるので非常に速くて有用です。楽天アプリ(Link)で国際ローミングをONにしておけば、空港到着と同時に使える状態になっていますのでとにかく便利でおすすめです。ちなみに海外2GB未満で使っていて家族割で880円/月です🤣

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ソンテウに乗るときの注意

自分が知る限りソンテウはとても安全運転ですし、トゥクトゥクのように運賃をぼったくろうとすることはまず無いと思いますが、それでも知っておくべき注意点はけっこうあります。
※観光地の深夜便は別で、運賃交渉などしっかりやる必要があります。

チャーター便料金に注意

自分の伝えた目的地が路線ルートから外れている場合「チャーター便」扱いになります。距離によっても変わりますが貸し切りになるため、100バーツとか200バーツと言われると思います。

ソンテウのルート上に見えても、別方向に向かうソンテウに依頼するとチャーター扱いになったりする可能性があります。多くの場合、運転手さんが「別方向だよ」と助言してくれますが、言葉の壁がありますので😖

対策ですが、運転手さんに行き先を聞く際、10バーツ硬貨とか20バーツ紙幣を運転手さんに見せながら、行き先の地名を単語で伝えると手っ取り早いです。

ソンテウと関係ないですが、カフェなどで看板メニュー(シグネチャー)がプロモーションで55バーツ!と書かれていて、それを注文したはずなのに70バーツとられちゃった・・・なんてことが自分はたまにあります。
こういうトラブルを避けるためには、注文をする時「タイティー バブル 55バーツ!」って金額込みで伝えると、店員さんもシグネチャー割引価格で売ってくれます。

「流し」のソンテウ

たまにあるのですが、これといった路線は決まっておらず、先に乗っている乗客と方向が同じであれば同乗するパターンです。乗り合いスタイルなのでチャーター料金にはなりませんが、念のため乗車時に運賃を確認しておく方が良いです。

例えば、先行客がA地点に向かう場合、次に来る乗客がB地点であってもA地点への通過点であったり寄れるルートであると運転手さんが判断すれば、そのお客さんも同乗できます。

運転手さんに行き先を伝えてOKされれば、後は近づいたらブザーを押して降りるだけなので降り方は変わりません。

「運転手さんとしては言われた目的地にかなり近い所を通る」と思って乗せたものの、乗客側は自分の思っている場所ぴったりの所では無いから降りないということも起きます。これはコミュニケーションエラーというか、ちょっとした土地勘ベースの考え方の差なので、常にGoogleマップを見て走行ルートを予想しながら、この辺だろうと思ったらすぐにブザーを押してください。

流しの場合、運転手さんと交渉すればけっこうそばを通ってくれそう・・・というケースもあると思いますが、あるていど流暢なタイ語と土地勘が必要です。流しのソンテウは地方に多く、方言やイントネーションの違うタイ語を話す人も多く、かなり苦戦することもあります。そもそも、こちらの話すタイ語自体がめっちゃ怪しいわけなので🤣

支払い時の注意

ソンテウの運賃は10~30バーツ程度です。そのため、硬貨か20バーツ紙幣で支払います。500バーツや1000バーツといった高額紙幣はお釣りが無いので使えないことが多いです。

最後部の立ち席は危ない

二列のベンチシートに座れない場合、最後部にあるステップ台に立って乗りますが、正直危ない思いをすることが多いのでやめた方がいいです。
ソンテウの運転手は基本的に安全運転ですが、タイの道路は凸凹していることも多いですし、学校周辺などにあるスピードバンプ(道路が盛り上がっていて減速させられる)ではかなり上下に揺れます。

ソンテウに乗ろうと思っても満席だったら、見送る方が無難だと思います。

助手席について

お年寄りや足腰の悪い方、僧侶などは助手席に乗せてもらえます。エアコンが効いていて涼しいからと健常な体の人が助手席を狙うのはマナー違反だと思います。

僧侶との相席について(厳重注意)

稀に僧侶がベンチシートに座っていることがありますが、絶対に女性は横に座ってはいけません。タイの仏教(上座部仏教)に於ける非常に厳格なルールで僧侶は女性に触れることが許されていません。

後から乗ってきた僧侶が女性の横に座ってくる場合、男の人と席を替わってもらいます。タイ人であれば100%そのルールを知っているので、すぐに替わってくれます。(走行中に席移動をするので転ばないようにご注意)

長いタイでの駐在生活でいろいろ体験したので細かく書きましたが、もし間違えて持っても電車やバスと違ってすぐに降車できますし、使ってみると便利ですので機会があったら是非トライしてみてください🫡

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