楽天ブラックカードの現在はインビテーションがなくても前提条件をクリアすれば申し込めるようになりました。
2026年9月現在の申し込み条件は、以下です。
- 楽天プレミアムカードを12カ月以上保有していること
- 楽天カードが定める直近12カ月間のカード請求金額の合計が500万円以上であること
条件を満たした対象者には、楽天e-NAVIなどから申し込み案内が表示されます。
現在の楽天ブラックカードの審査基準は公表されていませんが、前提条件をクリアしていても楽天カードの審査と総合的な判断によって申し込みが認められない場合があります。
自分は2014年に楽天ブラックカードからインビテーションを受け、この記事は2017年に回顧録として書いたものです。
インビテーションを受けた時の利用状況などを細かに書き留めたものですので、現在楽天ブラックカードを目指している方にとって、ひとつの参考材料になると思います。
※インビテーションの条件は過去記事をそのままにして、年会費などは2026年9月現在の情報を追記・更新しています🫡
楽天ブラックカードのインビテーション到来(2017年)
3年ほど前に突然、楽天からインビテーションが来ました。初めは何の封筒か分かりませんでしたが、良く見ると INVITATION と書かれています。
楽天ブラックカードなるものの招待です。
封筒を開けてみますと中には様々な特典の案内や申し込みの方法などが書かれた紙が同封されていました。

楽天ブラックカードを作るか?
自分は基本的に年会費がかからないクレジットカードが好きです。クレジットカードの維持にお金を払うのは合理性が無いのでは、と考えていました。
お金を払うだけの決済システムに於いて顧客管理費やリスク費はイシュアーが持つべきです。なぜに年会費で維持をするのか・・・おかしい、です。
マイルで事実上バックされるJALカードに2,200円払うのも躊躇ってしまう次第です。
(JALマイレージのAmazonギフト券交換が2015年の秋から復活したので、今はもう全然気になりませんが)
そんな自分にハイクラスっぽいカードが必要な訳もなく、インビテーションごと放置していました。それからひと月ほど経過し、ちょっとした転機が訪れます。
自分は仕事の都合で海外にちょこちょこ行きます。
とは言っても、多くて10回程度/年ですが・・。
渡航先はドイツが主体だったのに仕事の都合でスイスに変わってしまい、JALの直行便が無いため欧州のハブ空港でトランジットが必要になりました。
この頃はシャルルドゴールやヒースローといった巨大な空港を使っていたので、乗り継ぎ時間の長い便を予約していました。
そうなると、必然的にトランジット空港で猛烈に暇になります。初めは空港内を歩き回って暇をつぶしたのですが、荷物も多いですしまあまあ疲れます😞
そこでJALと提携しているラウンジを探して休憩をしていたのですが、いかんせんシャルルドゴールは広すぎて、提携ラウンジまでバスや地下鉄で移動しないとならなくて面倒なことも多いです。
当然、ラウンジが搭乗口と近いとは限りません。
そんなとき、プライオリティ・パスを持っていると便利だよ、という話を聞きつけ、関連会社の人に同伴させてもらったところ、確かに入れるラウンジの数も多いので何かと便利でした。
また、JAL提携ラウンジが無い空港でもプライオリティパスでラウンジが使える空港があることも体験し、こりゃ便利ということでプライオリティパスを作ろうとした所・・・すごく高いです😑
なんと469ドル/年もかかります。
一番下のスタンダードクラスなら99ドルなのですが、ラウンジを使うたびに35ドルかかります・・・
この現実を突きつけられ、プライオリティパスの入手は即座にあきらめました。
しかし、再度前述の関連会社の方に聞いたところ、クレジットカードでプライオリティパスがついてくるサービスがあると知り、そうなんですか!?と、も一度調べたところ、AMEXやダイナースのハイクラスカードしかなく、プライオリティパスを469ドルで買うより実現性が低いです。
しかし、よく見ますと「楽天カード」というのも含まれていました🥰
楽天ブラックカードの絶大なメリット
ここでインビテーションの存在を思い出し、もう一度よく見たところ、確かにプライオリティパスが無料で何度でも貰えます。そしてこのプライオリティパスにはもちろん楽天カードが紐づく訳なのですが、なんと同伴者が2名まで無料です。(3人目からは35ドル必要です)
2名の同伴者が無料というのはAMEXセンチュリオンと同じ扱いで、多くの人に驚かれます。

基本的に外国には一人で行くのですが、空港で人と落ち合うことや帰国時は一緒に帰ることもあるので同伴者とラウンジが使えるのは便利です。
(2026年追記)ここ数年で改悪が続いたプライオリティパスが使い放題というのは間違いなくお得です。
国によっては国内線でもプライオリティパスが使えるラウンジはありますし、いざという時に頼りになります。
楽天カードに付帯する海外旅行傷害保険
さらにいつもは自力で掛けていた海外旅行の傷害保険も自動付帯となります。(しかも死亡保障1億円)
もちろん国内旅行の傷害保険も自動付帯です。(死亡保障5,000万円)
家族の分まで自動付帯となる驚きの内容です。
自分は航空券はJALカードで購入するので自動付帯保険はとても助かります。
当初はプライオリティパスに目がくらんだものの、調べれば調べるほど楽天ブラックカードは自分に有益な内容でした。
楽天カードの種類と自分へのフィット具合
クレジットカードにあまり興味が無かったので知らなかったのですが、調べているうちに楽天カードにはゴールドやプレミアムもあると知り、ゴールドがJALカードと同じくらい安く、それでもいいか、と考えたのですが、海外傷害保険の自動付帯が無く家族の保証が無いしプライオリティパスの同伴が不可能、家族カードが有料・・・と自分には少し不足でした。
せっかくインビテーションも来たことだし、ネットで申し込めるみたいなのでこっちでいいや、と割り切って楽天ブラックカードを作ることにしました。
年会費33,000円はブラックカードにしては安いのですが、それでも高い気がしますね・・・ただ、楽天のポイントバックやラウンジの利用などを考慮すると、絶対に損はしなそうなので我慢します。
ちなみに一人で行動するのであれば楽天プレミアムカードの方が全然手堅く賢いと思います。楽天カードは事実婚やLGBT婚なども家族会員になれる自由度が高い新時代のカードだと認識しています。
中途半端で名ばかりのステータスがあるプロパーカードのゴールドより全然使い道が多く、現実的にお得です。国外移動が多い業務をする場合、明らかに賢い選択なのでこ数年、外国で会議をする日本人のほとんどは「楽天カードね、持ってるよ」という状態になってきました。
楽天ブラックカードのサービス
実は自分には要らないサービスも多いです😑
「コンシェルジュサービス」masterのコンシェルジュが24時間、電話でホテルの手配やチケットの手配などなんでも応対してくれるらしいですが、元々そんなの無くても世界中一人で行けているので、きっと一生使わないサービスです。
空港への荷物を自宅まで取りに来てくれるサービスも要らないです。人に荷物を預けることは基本しませんし、たぶんこれからもしません。
そのほか、会員制ゴルフ場でビジターは使えないけれど、特別に使わせてあげるよ権とか、ヘリクルーズ、ホテルスパ、歌舞伎・能など・・・・・これまでの人生で考えたことも無い壮絶なメニューが並びます。
自分がインビテーションを得た11の条件
ところで、こんな自分になんでインビテーションが来たのか振り返って条件を洗い出してみました。
(3年以上前の記憶なのでログを見ながら)
インビテーションの条件は正確には分かりませんが、ご参考までにどうぞ。
2026年現在の楽天ブラックカード申し込み条件は保有カードがプレミアム、且つ直近一年の請求額が500万円以上となっており、以下、当時の記録(①、④)とは合致しません。
- 楽天の普通カード(VISA)使用歴10年で、ダイヤモンドクラスになって2年半が経過していました。
※ゴールドやプラチナ会員にしかインビテーションが来ないという話もありますが、そんなこと無いです。 - ガス・水道代など公共料金の支払いをしています。※電気代は別です。
- NHK、新聞の支払いをしています。
- インビテーションが来る前の月々の使用金額は10万円から30万円程度で年間250万円ほどです。
- 楽天トラベルを年間30回から50回ほど使用します。(国内外)
- 北米、欧州で年間30万円ほど使用します。(飛行機の支払いはJALカード)
- 楽天ETCカードを装備しています。(年間で1万円ほど使用)
- 楽天のレビューを100件ほど書いていました。
- 楽天家族カードを日常の買い物で月に5~7万円ほど使用します。
- 楽天銀行とか証券とかは一切使っていません。
- カードの上限金額アップを申請したことは無いです。(上限額オーバーは何度かあった)
・・・という感じです。
海外での利用が比較的多いから、プライオリティパスがあると便利と思ってインバイトしてくれたのでしょうか。
結果的にとても助かっています。
なお、昔はmasterしか国際ブランドが選べませんでしたが、JCB、AMMEXも選べるようになりました。JCBですとnanacoへのチャージができ、ポイントが付きますし。nanacoだと自動車税が支払えますのでお得です。
自分もJCBにしたいのですが、欧州でたまにJCBが使えない店があるのでちょっと不安です。そもそもJALカードにJCBがついていますし・・・
さらに、やっと選択可能なブランドにVISAが追加されました。VISA公式HPで調べますとVPCCの対象なのでプラチナ扱いです。
VPCCはVisa Platinum Concierge Centreのアクロニムです。
なにかと楽天カードはお得
日常使いのサービス面では楽天ポイントがプラス加算される日もありますし、未着保証もあるので安心です・・・と、普通に便利です。これまで楽天で購入して未着だったことは無いですけど。
ちょっと良いクラスのホテルを予約した時、カードの力が作用したのか分かりませんがアップグレードした部屋を用意してくれたことはありますが、これはカードの力に限らずたまにあることにも思います。
あとは、たまたま店員さんがブラックカードを知っている人だと、色々聞かれたり会話になることがあります。このパターンは気のせいか、外国で出くわすことが多いですが、これは良いことか分かりません。
最近ではカードフェイスが真っ黒のカードも増えているので、特に黒いクレジットカードだからと目立つこともなくなりました。
このカードで戦略爆撃機や戦闘機を2機購入しました!
というようなエピソードがあればよかったのですが、振り返りながら整理してみて自分でも大したことが無いって気づきました。
これがリアルです🫡
しかしながら外国などちょっと遠出するときはクレジットカードを多用しますし、一枚は上級カードを持っていると良いと思います。
特に海外での保障はこの上なく頼もしい存在です。
2020/4/1~発行されるカードはコンタクトレス化対応されたカード媒体になっています。(VISA/MasterのみでJCBとAMEXは対象外)
コンタクトレス決済はPINコードも入力しませんし、店員さんにカードを手渡さないので非常に安全です。
コロナの関係もあって、衛生上もとても良いです。
以下の写真、赤矢印部分のマークがついていたらコンタクトレスです。ちなみに、その左にある金色のものがコンタクト(ICチップ)です。

楽天カードには2枚目をつくることが出来るナイスサービスがあるのですが、1枚目が一般カードでブランドがVISAじゃないとダメという謎の縛りがありました。
これが2021/6月~解除され、とても使い勝手が良くなりました。
何といっても2枚目のカードの引き落とし口座を分けられるのが便利です。生活費とレジャー費に分けるとお金の動きが可視化しやすくなります。
また、自分は仕事で外国に駐在することも多く、渡航先で使うカードの銀行を分けたいと常々考えていたのでちょうど良いです。

そしてさすがは楽天!と言える点は、ポイントはちゃんと集約されるところです。なお、ポイントの倍率は使用するカードに依存するので、ポイントが有利な方のカードで決済しないとダメです。

楽天カードからは以下のようなシーン別の提案がされています。ブラックカードを保有している場合、2枚目にゴールドやプレミアムカードは作ることはできず、一般カードかPINKカードのみです。

そのため、維持費低減のためプレミアムカードやゴールドカードを作って、順次移行していく・・・などの裏技的利用には使えないです。
カードデザインの遷移と媒体の耐久性(2026年追記)
楽天ブラックカードの弱点だと思うのですが、擦れにとても弱いです。
マネークリップに挟んで日々使っていると2年ほどで↓な状態になりました。
ただ、これでも問題なく使えるのは凄いなとも思います。

一部は割れています。コンタクト式を求められクレジットターミナルに入れる際、カードが反るからだと思います。

これは最新のサーフェスですね、ずいぶんとさっぱりして名前やカード番号のエンボス加工がなくなりました。

こうして振り返ってみると、なんだかんだで随分と便利に使わせてもらい、お世話になっているカードです。


コメント